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とりわけ暑さが厳しかった今年の夏。9月に入って、日中はまだ暑気が残るものの、朝晩はずいぶん過ごしやすくなりました。気候のよい季節は何をしても気持ちがいいもの。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋・・・。皆さんはどんな秋をお過ごしでしょうか。
霧島市福山町は江戸時代から伝わる伝統の黒酢造りで有名な町。シラスでできた丘陵地にはいたる所にかめつぼの並んだ“壺畑”が広がっています。錦江湾奥の静かな入り江に面し、その先には噴煙を上げる桜島の姿も。
1号館から6号館まで趣が異なる6つの建物からなる松下美術館。錦江湾と桜島を見下ろす広い丘陵地の斜面に各々の建物が点在し、1号館で受付をすませた後は自由に見て回ることができます。
1階には黒田清輝、東郷青児、藤島武二、和田英作など鹿児島ゆかりの作家たちによる近代洋画が、2階にはピカソ、モネ、ルノワール、ドガなど17世紀から20世紀初頭にヨーロッパで活躍した作家たちの名画がずらり。
1号館の隣にある円形の建物が2号館。実はここ、戦時中に長崎で被爆した経験を持つ松下氏が核シェルターとして造ったもので、分厚い扉を開けて大理石の階段を下りると、そこが展示室になっていて、現代絵画や古い薩摩焼などが飾られています。
この秋、ゆっくりとした時間が流れる海辺の町で世界の名画と出会い、感性を豊かにするプチ旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。
松下美術館
【住所】鹿児島県霧島市福山町福山771番地
【開館時間】10時~17時(入館は16時30分まで)
【休館日】
毎週月曜日(祝日に当たる場合は翌日)、
1月1日、12月31日
【入館料】
一般500円、大・高生300円、小・中学生200円、
幼児は無料。団体割引有り。
【お問い合わせ】0995-55-3350
長かった梅雨も明け、いよいよ夏も本番!六月灯や夏祭り、花火大会など各地で楽しいイベントが目白押しですね。
枕崎といえば、かつおやかつお節が全国的にも有名ですよね。かつおの年間水揚げ量は約13万トンで、そのほとんどがかつお節の原料になるそう。枕崎・山川産のかつお節は全国の生産量の約7割を占め、日本一を誇ります。かつお漁の拠点となるのが東シナ海に面した枕崎漁港。黒潮の恵みを受け、古くから南の水産業の要として栄えてきました。
今年の『さつま黒潮 「きばらん海」 枕崎港まつり』は8月7日(土)・8日(日)に開催。枕崎漁港をメーン会場に、両日ともさまざまな催しが繰り広げられます。
2日目は40基もの大漁みこしが市街地を練り歩き、会場内のステージでは県内外の団体やグループ、アーティストなどによる歌謡ショーやライブが次々と繰り広げられます。夕方からは「FM鹿児島」の公開録音も行なわれ、華やかなライブの様子が8月12日16~19時55分放送の「μ‘s WAVE」でも楽しめます。また、この日もかつおの刺身の試食会や漁師なべの無料配布などの“おいしいイベント”がたっぷり。
二日間にわたる夏祭りの最後を華やかに彩るのは10000発の大花火(20~21時)。外港から打ち上げられ、何もさえぎるもののない海上の空に大輪の花を咲かせます。
さつま黒潮 「きばらん海」 枕崎港まつり
【日時】8月7日(土)・8日(日)
【場所】枕崎市枕崎港一帯
【イベント内容】総踊り、大漁みこし、船団パレード、ライブステージ(ARTS、ET-KING、漁港、霧島九面太鼓“和奏”、猫ひろしほか)、シーサイドレストラン、1万発の大花火大会など。
各イベントの開催時間等はホームページなどで
ご確認ください。
*雨天延期(日程は未定)。
イベント内容は
変更になる可能性もあります。
【お問い合わせ】
0993-72-1072(枕崎港まつり運営委員会)
ホームページ:http://www.kibarankai.com
梅雨が明けると一気に夏の様相を見せる南国・鹿児島。今回は、ギラギラと照りつける夏の日差しに疲れたらぜひ訪れてみていただきたい癒しのスポットをご紹介します。
慈眼寺公園の一帯はもともと曹洞宗の寺院・慈眼寺があった場所。飛鳥時代(今からおよそ1300年前)に百済の僧侶によって建立されたのが起源とされるこの寺は、のちに薩摩藩8代当主・島津久豊によって再興され、島津家の菩提寺として大変栄えたそうです。明治時代の廃仏毀釈で寺は壊され、その跡地を整備して作られたのが慈眼寺公園です。
真夏でもひんやりとした空気に包まれた原生林の間を流れるのは和田川で、浅くて水がきれいなこの川は夏になると子ども達の恰好の遊び場に。川のほとりには遊歩道が整備され、清流を眺めながら木漏れ日の差す森の小道を歩いていると、暑さや街の喧騒はどこか遠くの出来事のように感じられます。
慈眼寺公園の夏の楽しみといえば、やっぱりそうめん流し。冷たい地下水でいただくそうめんは格別です。回転式のそうめん流しは鹿児島が発祥と言われていますが、慈眼寺公園のそうめん流し機は桜島と錦江湾をイメージしたという噴流式で、ここだけのオリジナルなのだとか。地元の主婦の皆さん手づくりのそうめんつゆやきれいな水で育ったマスの塩焼きなどが人気。すぐ横を流れる川から吹きあげるひんやりとした風が涼を運んでくれます。
慈眼寺公園そうめん流し
【住所】鹿児島市下福元町3785-1
【営業期間】3月中旬~10月末
【定休日】期間中は無休
【営業時間】10時~17時30分
(日祝は18時30分まで、7、8月は19時まで)
【お問い合わせ】
099-268-2504(谷山観光協会)
*公園はそうめん流しの営業期間に関わらずいつでも入園できます。