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かごしま四季彩情報

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南北600キロにも及ぶ鹿児島は気候も風土も様々。
温泉、グルメ、お祭りなど県内各地の多彩な情報を四季を通じてご紹介します。

日本一の大綱を引き合う大迫力「川内大綱引」【2009年9月】

map ススキや萩を飾り、だんごやクリ、サトイモなどをお供えして、お月見を楽しむ十五夜。
秋を感じさせる風流な行事ですよね。

鹿児島では、昔から各地で綱引きや相撲などを奉納する十五夜行事が伝承されています。中でも有名なのが薩摩川内市で毎年9月22日に行なわれる「川内大綱引」。日本一大きな縄をおよそ3500人もの若者が引き合うという勇壮な伝統行事です。

410年の歴史を持つ伝統行事

日本一川内大綱引島津義弘公が豊臣秀吉の命で朝鮮出兵した頃、武士たちの戦意鼓舞を狙って始めたのが起源と言われる「川内大綱引」。今年はちょうど410年目に当たるそうです。

綱引き当日は、4車線ある国道3号線を通行止めにして行なわれます。およそ3500人もの地元の青年たちが上方(かみがた)と下方(しもがた)に分かれ、上半身裸にさらし、紅白のはちまき姿で大綱を引き合う光景はまさに壮絶そのもの。近年では男性だけでなく、さらしを巻いて参加する勇ましい女性もいるとか。
激しさゆえに「けんか綱」とも呼ばれる勇壮な行事で、その伝統は川内の若者の間で脈々とつなげられてきました。
大綱引き

当日の朝作られる日本一の大綱

大綱引き準備使われる綱は長さ365メートル、直径35センチメートル、重さは推定5トン。日本一を誇る大綱です。大綱は毎年、綱引きの早朝から夕方にかけ、地元の皆さんが約1000人がかりで力を合わせて練り上げていくのだとか。昔ながらの道具や工法で細い縄を何百本も練り合わせて、大綱を完成させていく様子はそれだけでも一見の価値があります。この綱の出来によって、本番の大綱引きの成功が左右されるという重要な仕事なのだそう。

大綱が出来上がると、午後7時から縄の周りで「ダン木祭り」という神事を行ない、その後8時から市民も参加できる「市民綱引き」が行なわれます。

いよいよ大綱引きの始まり!

「川内大綱引」はただ綱を引き合うだけでなく、“押し隊”という役割の部隊がいることが大きな特徴です。“引き隊”が綱を引き合っている間に、“押し隊”が相手を妨害します。綱の中央で双方の“押し隊”が激しくぶつかり合っている様子は大変勇壮で、他では見られない風景です。

また、綱の両端にはワサと呼ばれる輪が付けてあり、相手方に引きずられそうになったら、中央に設置してある「ダン木」にワサを引っかけて時間を稼ぎ、その間に体制を整えたり、作戦を練ったりするそう。力任せの綱の引き合いではなく、双方が作戦を立てて駆け引きをするところも「川内大綱引き」の醍醐味です。勝利した方(地区)がその年1年間にわたり商売が繁盛すると言われ、どちらも真剣勝負。

川内地区に400年以上も引き継がれてきた迫力たっぷりの伝統行事をお楽しみください。
大綱引き

川内大綱引
【日時】9月22日(土) 8時15分~10時頃まで
【場所】国道3号線(薩摩川内市 向田町の川内山形屋付近)
【駐車場】特設駐車場などはなし、公共交通機関または有料駐車場をご利用ください。
【問い合わせ】
0996-21-1851(川内大綱引保存会)

第9回かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会【2009年8月】

map 夏本番を迎え、各地で夏祭りや花火大会が華やかに開催されています。
この夏の“大トリ”となるのは、鹿児島市の鹿児島本港区で繰り広げられる「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」です。
雄大な桜島と波穏やかな錦江湾を背景に、1万2000発もの花火が次々と打ち上げられる様は圧巻。九州最大級と称される華やかな花火大会をお楽しみください。

花火の光に浮かび上がる錦江湾と桜島”

鹿児島市の主催で2000年に始まった「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」も、今年で9回目。今年は8月22日(土)に予定されています。
錦江湾と桜島に面した鹿児島本港区(ウォーターフロント)を舞台に大玉花火を連発。静かな海の水面に映る花火と一瞬の光に照らされる桜島というロケーションは、ほかでは見ることのできない光景です。

工夫を凝らした花火のオンパレード

19時20分から始まる開会セレモニーに続き、オープニングを飾るのは沖防波堤から上がる3000発の小型煙火を背景にした大玉花火の6連発。
そして、「牡丹」「ホワイトスターマイン」「ランタン」などさまざまな種類の花火が続きます。

20時には毎年恒例のラジオの打ち上げカウントダウンとともに、直径480メートルもの2尺玉の2発同時打ち上げ。見逃せない瞬間です。
かわいらしい形の型物花火、イタリア・スペインの花火と日本の花火との対比に続き、全国の花火師たちの技の競演と工夫を凝らした花火のオンパレード。

20時20分からは“カゴシマ・オリジナル”をテーマにした創作花火が打ち上げられます。7月22日の皆既日食をイメージした花火は今年ならでは。息もつかせない1時間が過ぎると、20時30分からいよいよフィナーレに。迫力満点の1尺玉20連発のあとは、2尺玉の同時打ち上げで今年の花火大会は華やかに幕を閉じていくのです。

早めの計画・行動が成功のカギ

九州最大級の花火大会とあって人出もものすごく、主催者発表によると会場周辺だけでおよそ10万人とか。
会場となる鹿児島本港周辺は交通規制等も行われ、駐車場もないので、公共交通機関の利用が無難。住吉町の旧中央市場前と鹿児島中央駅間はシャトルバスも運行します(有料)。

ウォーターフロントにあるドルフィンポート内の飲食店は、花火大会当日は予約のお客様のみが入場できるとのこと。会場で観るためには、早めの計画、行動が成功のカギを握りそうですね。

会場以外ではこんなところも・・・

本港区の会場以外では港大通り公園、石橋記念公園、多賀山公園、城山展望台なども人気の観賞スポット。小さな子ども連れのご家族には、県民交流センターの最上階がおすすめです。ガラス越しなので、大きな音に子どもがびっくり!ということは避けられます。早めに桜島側に渡り、溶岩なぎさ遊歩道から見るのもいいですね。鹿児島市街地の夜景と花火の全景が楽しめます。
会場から離れた場所で観賞する際にはラジオをお忘れなく!MBCラジオで大会の模様を実況中継するので、会場の盛り上がりを一緒に体感できますよ。

第9回 かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会
【日時】8月22日(土) 19時20分~20時40分
【会場】鹿児島本港区
【問い合わせ】
099-808-3333(サンサンコールかごしま)
099-216-1327
(かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会 実行委員会)

広大な“歴史の森”で遊ぶ「鹿児島県上野原縄文の森」【2009年7月】

map 霧島市の東部に位置し、錦江湾や桜島、霧島連山などが一望できる見晴らしのよい高台に広がる上野原台地。かつてここから縄文時代の遺物や竪穴式住居跡などが発見され、話題になりました。「上野原遺跡」は、9500年も前からこの地に大集落(ムラ)が形成され、人々が暮らしていたことがうかがえる貴重な歴史的文化財産です。
この「上野原遺跡」の出土品や遺跡を大切に保存し、多くの人にも知ってもらおうと鹿児島県が数年かけて整備したのが、今回ご紹介する「鹿児島県上野原縄文の森」なのです。

広大な森に点在する遺跡や展示館

「上野原縄文の森」は、平成14年にオープン。東京ドーム8個分に当たる36ヘクタールもの広大な園内は、コナラ、クヌギなどの落葉広葉樹を植栽し、9500年前の森を再現した“見学エリア”と、アラカシ、ヤマモモなど照葉樹を植栽し、7500年前の森を再現した“体験エリア”とに大きく分かれています。

貴重な遺跡や出土品が残る“見学エリア”

“見学エリア”のメーンスポットに当たる「縄文の森展示館」はシラス、竹や木、和紙などの自然素材をふんだんに使った広く美しい建物で、上野原遺跡から出土した7500年前の重要文化財などを中心に、鹿児島県内各地から出土した土器や石器なども展示。当時の暮らしを再現したジオラマやアニメーション映像などもあり、子どもでも歴史を楽しめる施設になっています。館内にはレストラン、ミュージアムショップ、「縄文の森」全体を見渡せる回廊式の展望所なども。
“見学エリア”の中には、9500年前の集落跡の一部が発見当時のまま保存してある「遺跡保存館」や、24000年前から7500年前の地層が積み重なった14層にもなる上野原台地の本物の地層をそのまま展示した「地層観察館」など、他では決して見ることのできない貴重な文化的財産も点在しています。

体験学習や遊びも楽しめる“体験エリア”

一方、“体験エリア”は、「縄文の森展示館」と歩道橋でつながれた「県立埋蔵文化財センター」を中心に、古代家屋群、体験学習館、アスレチックなどが照葉樹の森の中に点在。体験学習館では火おこし、土器作り、アクセサリー作り、縄文料理などの体験メニューがあり、縄文時代の人々の暮らしや文化を体験することができます。照葉樹の森の中にある「古代屋敷群」は、縄文時代から古墳時代にかけての5棟の住居が復元されたもの。一番高い場所にある「展望の丘」からは縄文の森全体が見渡せ、さらに南側には錦江湾と桜島、北側には霧島連山が一望できる大パノラマが楽しめます。
この夏は、豊かな森と貴重な遺跡が広がる「上野原縄文の森」で、ゆっくりと1日を過ごしませんか?

鹿児島県上野原縄文の森
【住所】霧島市国分上野原縄文の森1番1号
【電話番号】0995-48-5701
【開園時間】 9時~17時(展示館入館は16時30分まで)
【休園日】毎週月曜日(休日に当たる時はその翌日、8月13〜15日は無休)
【料金】入園は無料
「縄文の森展示館」の有料ゾーンのみ大人300円、高・大学生210円、小・中学生150円(団体割引あり)

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