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かごしま四季彩情報

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南北600キロにも及ぶ鹿児島は気候も風土も様々。
温泉、グルメ、お祭りなど県内各地の多彩な情報を四季を通じてご紹介します。

清らかな水がこんこんと湧く「霧島山麓丸池湧水」【2008年9月】

map 霧島山麓の西側に位置する姶良郡湧水町。平成17年、栗野町と吉松町という二つの町が合併する際に、両町それぞれに霧島山系を源とする美しい湧水池(丸池・竹中池)があったことから、この名が付けられたのだそうです。 今回ご紹介するのは、旧栗野町にある「丸池湧水」です。丸池湧水の周囲は駐車場やトイレ、休憩所などが完備された公園になっていて、人々の憩いの場として親しまれています。

心洗われる清らかな水辺の風景

丸池 湧水というと山奥にひっそりと湧いているイメージですが、「丸池湧水」があるのは旧栗野町の中心地でJR肥薩線“栗野駅”のすぐ裏手。ひなびた佇まいの駅舎と時折通る電車のゴトゴトという響き、丸池湧水の清らかな水が水路を通って町を廻る景色は、どこか郷愁を感じさせます。ずっと守っていきたい“日本の風景”といったところでしょうか。
小径 1日におよそ6万トンもの水が湧き、“日本の名水100選”にも選ばれている丸池湧水。
池を囲むように手すりと遊歩道が整備され、子どもからお年寄りまで安心して散歩を楽しめます。池の水は底の水草までもがくっきりと見えるほど透明で、晴れた日には磨きこまれた鏡のように周囲の景色を映し込みます。より鮮やかな水色で底の砂がポコポコと動いているところが水の湧き出ている場所。時折、静かな水面を揺らして小さな魚がスッと横切る様はとても涼しげです。

丸池の湧水が流れ込む水路に沿って、風情豊かな石畳の散歩道と竹林が続いています。この小道は「せせらぎの道100選」に選ばれているのだとか。美しい風景と微かな水音が訪れる人の心を癒してくれることでしょう。

幻想的な光と音楽を楽しむ「名水丸池感謝の夕べ」

名水丸池感謝の夕べ

上水道や農業用水として町の人々の生活になくてはならない丸池湧水。水への感謝を込めて毎年9月に開催されているのが「名水丸池感謝の夕べ」です。池面に浮かぶ1000本の竹灯篭が作り出す美しい光の下で、音楽や神楽を味わう幻想的な一夜をお楽しみください。


  • 「第14回 名水丸池感謝の夕べ」
  • 【日時】9月13日(土)
  • (雨天の場合は14日に延期)
  • 【時間】18時~21時
  • 【場所】丸池公園(姶良郡湧水町木場)
  • 【スケジュール】
  •  18時~竹と光のプロムナード
  •  18時30分~星空コンサート(二胡の演奏)
  •  20時30分~勝運太鼓創作神楽(名水丸池感謝の舞)
  • ★農産物、工芸品などの販売コーナー、出店もあります
  • 《問い合わせ》
  • 「名水丸池感謝の夕べ実行委員会」(湧水町商工観光課内)
    TEL:0995-74-3111

磯海岸と両棒餅(じゃんぼもち)【2008年8月】

map 大河ドラマ「篤姫」の中で鹿児島(薩摩)を象徴する風景として度々登場するのが桜島。この桜島をすぐ目の前に望む磯海岸は、夏場は海水浴場としてもにぎわう人気スポットです。磯海岸に昔から伝わる「両棒餅(じゃんぼもち)」は、鹿児島育ちの人にとっては、夏の思い出とともによみがえる懐かしい味。100年以上も前から変わらない味を守る老舗もあり、“磯名物”として親しまれています。

斉彬公も眺めた名勝地「磯浜」

旧参道 磯海岸は、ドラマのロケでも使われた島津家の別邸「仙巌園(別名 磯庭園)」のすぐ近くにあり、波穏やかな錦江湾の向こうに雄大な桜島が迫る名勝地。ここはかつて、島津斉彬が「集成館事業」という近代工業事業を興した場所で、紡績や鉄鋼工場が並び、数千人もの人々が働く工業地帯だったそう。今ではその面影は史跡として残るのみで、風光明媚な景勝地として観光客など多くの人を楽しませています。
磯海岸沿いの旧磯街道は、明治5年、明治天皇の行幸のために作られた道。やがてバスが通り、昭和25年には公営の海水浴場も作られて、多くの人が訪れるようになりました。現在も夏になると海水浴や海洋スポーツを楽しむ家族連れやグループでにぎわいます。 また、磯海岸は鹿児島市と桜島の間の距離が4.2kmと最も短い場所で、桜島から磯海岸までを泳ぎきる「桜島・錦江湾遠泳大会」は大正時代から続く鹿児島の夏の伝統行事です。

磯海水浴場(磯ビーチハウス)
【問い合わせ】  TEL:099-248-3006
【住所】 鹿児島市吉野町9679
【営業時間】10時~18時(7月9日~8月31日) 期間中は無休

磯名物「両棒餅」とは?

旧参道旧磯街道沿いのあちこちで見かける「両棒餅」と書かれた看板やのぼり。これは「じゃんぼもち」と読み、江戸時代から鹿児島に伝わるお菓子のこと。小さな平たい餅に2本の竹串が刺してあることから「両棒餅」の名が付いたのだとか。さっとあぶった香ばしい餅に甘くてトロリとしたあんがたっぷりかかっています。
もともとの発祥の地は鹿児島市の谷山ですが、明治時代に磯周辺で作られるようになり、「磯名物」として親しまれるようになりました。今では旧磯街道の周辺に数軒の両棒餅屋が並んでいます。その中でも、「桐原家」「中川家」「平田屋」の3軒は明治時代から続く老舗。100年以上も変わらない味と懐かしい店構えが人気です。
磯名物「両棒餅」は持ち帰りもできますが、海を望むレトロ感たっぷりのお座敷で出来たてをいただくのがおすすめですよ。

両棒餅のお店
桐原家(099-247-1207)
中川家(099-247-5711)
平田屋(099-247-3354)など
★詳細は各店へお問い合わせください

神秘のスポット「霧島神宮七不思議」【2008年7月】

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高千穂峰をはじめとして1000メートル級の山々が連なり、豊かな緑に恵まれた霧島。
天孫降臨神話の舞台でもある霧島神宮の周辺には、昔から不思議な現象が起こり、「霧島神宮七不思議」として今に語り継がれています。

「霧島神宮七不思議」を訪ねて

旧参道 今はあまり歩く人もいない霧島神宮旧参道の周辺に、「霧島神宮七不思議」を物語るスポットが点在。深い杉林に覆われ、夏でもひんやりと涼しげなこの場所で、神秘の風を感じながら歩いてみませんか。

[亀石・兜石]
亀石 神宮の旧参道に大きな亀にそっくりな岩があります。緑色に苔むして、遠目には巨大な亀のよう。なんでも、約束を守らなかった亀が神様の怒りに触れ、岩にされてしまったとか。亀石の近くには兜の形の岩もあります。


「風穴」
旧参道の途中にある岩の間から微かな風が吹き出していて、そこを通ると人が不思議に思ってのぞいてみると、岩の中に石の観音様が微笑んでいたそうです。


「御手洗川」
御手洗川 5月の中旬過ぎになると、カラカラに涸れた川跡に突然清らかな水が流れ始め、11月頃にはピタリと水が止まってしまうという川。岩石の間から湧くように出ている水の源は、誰も見たことがないのだとか。水が流れ始めると同時に小さな魚も一緒に出てくるそう。水は冷たく透明で、川底で揺れる水草の緑が涼しげ。川の横には小さな祠が祀られ、とても神秘的な雰囲気です。



「両度川」
御手洗川の先にある両度川は、毎年6月頃になると水が流れ出し、10日ほどすると涸れてしまいます。数日してからまた水が流れ始めるという不思議な川です。御手洗川よりも流れている時期が短く、8〜9月頃には涸れてしまうそう。


「文字岩」
霧島の山中に巨大な岩があり、その岩の隙間には10センチ間隔で梵字が刻まれているそう。人力では動かせない巨岩の隙間に、誰がどうやって彫ったのだろうと不思議に思われているそうです。


「蒔かずの種」
霧島の山中には、誰も種を蒔いていないのに、自然の陸稲が生えていることがあります。これは高天原から神々が地上に降り立ったとき、持ってきた種が残り、今も自然に生えてくるのだろう、と言い伝えられています。


「夜中の神楽」
昔、真夜中に誰もいない神宮の社殿の奥で高々と神楽の音が鳴り響いたことがあったのだとか。僧侶や神官、一般の人まで多くの人がこれを耳にしたそう。今も時々、深夜に微かな神楽の音が聞こえることがあると言われています。


★「亀石・兜石」「風穴」「御手洗川」「両度川」は、旧参道の周辺で実際に見ることができます。杉林の中に小さな駐車場もあるので、車を止めて散策してみてください。

看板 霧島神宮七不思議

【問い合わせ】
霧島市観光案内所
TEL:0995-57-1588

【住所】 霧島市霧島田口2459-6

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