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山々を彩る10万本の紫陽花と芸術作品【2008年6月】

そろそろ訪れる雨の季節。しっとりとした雨の風景に似合う花といえば、紫陽花ですよね。青、空色、うす紫、赤紫、ピンク、白・・・。その柔らかな色のグラデーションは6月の雨に打たれていっそう風情を増すようです。今回は、山々の緑を背景に色とりどりの紫陽花が咲き誇る「東雲(しののめ)の里・あじさい園」をご紹介します。日本情緒あふれる美しい風景に、心がゆっくりと癒されていきますよ・・・。
自然の形状を生かした壮大な“美術館”

鹿児島の北端、出水市の市街地からさらに奥へと入った静かな山あいにある「東雲の里・あじさい園」。道沿いの駐車場に車を停め、急勾配の坂道をふうふう言いながら上った先には、誰もが思わず息を飲むほどの絶景が広がります。入り口から続く小道の両脇から、見上げた山の斜面までを埋め尽くすように咲く紫陽花の色のグラデーション。原生林の深い緑と、渓流や滝が涼しげな水音を立てる5万坪もの広大な敷地に、160種・10万本以上の紫陽花が植えられています。野鳥の鳴き声が渓谷に響き、足元に目を凝らすとそこには見たこともない珍しい山野草が。灯りのない山奥の沢では蛍の乱舞も見られるそう。
大自然の形状をそのままに生かし、必要な部分にだけそっと手を加える。「東雲の里・あじさい園」は、まるで壮大な自然の美術館のようです。
15年前からコツコツ手作りした庭園

この「東雲の里・あじさい園」は、15年前から、園主の宮上誠さんが荒れ果てた山林を開き、1人でコツコツと手作りしてきたという個人の庭園。実は、宮上さんは鹿児島空港のエアポートギャラリーでも個展の実績がある陶芸家なのです。
宮上さんは多才で、陶芸だけではなく、鉄、木、ガラス、紙などあらゆる素材を自在に使いこなし、様々な作品を生み出します。広い園内には古民家を移築して作った食事処、石と土壁で作ったギャラリー、1日1組限定の宿、見晴らしのよい場所に立つ茶室などが点在。これらの建物をはじめ、園内のあちこちにあるオブジェ、照明、椅子やテーブルなども宮上さんの手作り。

食事処では、妻の真里子さん手作りのおにぎりセット(500円)や、喫茶も楽しめます。近くで採れた山菜や自家栽培の米や野菜など、安心で体にいいものばかり。器はもちろん宮上さんの作品です。宮上さん夫妻の気さくなお人柄にも心が和みます。
東雲(しののめ)の里・あじさい園

【住所】
鹿児島県出水市上大川内2881
【入園時間】
9時~17時
【定休日】
不定 ※あじさいの期間中は無休
【入園料】
中学生以上500円(あじさいの季節のみ)
【問い合わせ】
0996-68-2133
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砂と花、光と音が織り成す感動「'08吹上浜砂の祭典」【2008年5月】

いよいよ、ゴールデン・ウィークがやってきました。
この期間中、鹿児島県内で大きな盛り上がりを見せるのが「吹上浜砂の祭典」。 薩摩半島の南西部に位置する南さつま市で、行政と市民とが一体となって作り上げる大人気のイベントです。日本三大砂丘のひとつ「吹上浜」を舞台に、高さ8メートルを超える巨大な砂像彫刻が並び、美しい花々や光と音の演出がそれを盛り上げます。
昼と夜それぞれに楽しめるイベントもいっぱい。感動の舞台へ足を運んでみませんか。
今年のテーマは「時代に導かれたヒロイン」
「吹上浜砂の祭典」の歴史は古く、1987年に日本初の砂のイベントとして開催されたのが始まりでした。毎年、さまざまなテーマをもとに国内外で活躍する招待砂像作家や地元の人々が何日もかけて作り上げた砂像が並び、見ごたえも十分! 初回は16基だったという砂像数も、回を重ねるごとにパワーアップし、今年はなんと71基にも。砂でできているとは思えないほど繊細で迫力ある芸術作品は、訪れる人に大きな感動を与えてくれます。
今年のテーマは『愛・ときの礎 ~時代に導かれたヒロイン~』。ご存知、「篤姫」をはじめ、卑弥呼、マザー・テレサ、アンネ・フランク、ジャンヌ・ダルクなど世界中のヒロインたちが、吹上浜にその姿を現します。 昼間のまばゆい太陽光、海から注がれる夕日、夜のライトアップとそれぞれに異なる趣もお楽しみください。
楽しめるイベントが盛りだくさん

「砂の祭典」開催期間中は、誰もが楽しめるさまざまなイベントも開かれています。メーンステージでは和太鼓の演奏、チェロのコンサート、ライブ、キャラクターショーなど。地元の特産品などが当る抽選&ビンゴ大会、スタンプラリーは毎日開催。5月2日(金)には地元で獲れた新鮮な魚や野菜がたっぷり入った“海鮮鍋”が無料でふるまわれるそう。
そして、毎年、「砂の祭典」を大きく盛り上げてくれるのが、毎日夜7時45分から開催される“音と光のファンタジー”。砂の彫刻、音と光、そして花火のコラボレーションが織り成す幻想の世界をお楽しみください
鹿児島空港の足湯横にも砂像が登場

「吹上浜砂の祭典」のPRの一環として、鹿児島空港の足湯横にも砂像がお目見えしました。桜島を背景に今話題の篤姫と小松帯刀の半身をかたどったもので、空港を訪れる人を楽しませています。「砂の祭典」最終日の5月6日まで展示予定です。
'08吹上浜砂の祭典
【開催期間】
平成20年5月2日(金)〜6日(火) 9:00〜21:00
【開催場所】
鹿児島県南さつま市加世田高橋
かせだドーム周辺 および 県立吹上浜海浜公園
【料金】
・大人800円(前売り500円)
・小中学生400円(前売り300円)
【問い合わせ】
0993−53−2111
「吹上浜砂の祭典実行委員会事務局」
≫ '08吹上浜 砂の祭典 ホームページ
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東シナ海と開聞岳一望の絶景露天風呂【2008年4月】

ポカポカ陽気に誘われて、ふらりとドライブに出かけたくなるような季節になりました。
今回は、ドライブの目的地にぴったりの露天風呂をご紹介します。薩摩半島の南端、指宿市山川町の伏目海岸にある「ヘルシーランド露天風呂」は、目の前には穏やかな海と空、そして、運がよければ開聞岳も望めるという贅沢な露天風呂。思わず、「極楽〜!」と叫びたくなるような絶景が広がりますよ。
海と空とひとつになれる露天風呂
公共総合温泉施設「ヘルシーランド」の敷地内の高台に、平成15年4月にオープンしたのが、「ヘルシーランド露天風呂」。洗い場(シャワー完備)と露天風呂のみというシンプルな造りですが、露天風呂へ出た瞬間、誰もが驚くのがその眺め。広い湯船の向こうにあるのは空と海だけ。目の前をさえぎるものは何もなく、よく晴れた日には硫黄島や竹島、時には屋久島まで遠望することができるのです。
さて、この露天風呂、お湯に浸かってみるとさらに魅力が増します。体を沈めると湯船の端と海とが重なって見え、まるで自分が海の中に浸かっているよう!鹿児島県内にはオーシャンビューの露天風呂がけっこうありますが、これほどの開放感と絶景を楽しめるのは珍しいかもしれません。
海と空が刻々と色を変えていく夕暮れ時が特におススメです
和風・洋風、今日はどっち?
ここの露天風呂は和風と洋風の2種類。日替わりで男女交代制となっています(和風風呂は男性が偶数日・女性は奇数日。洋風風呂はその逆です)。
向かって右側は和風風呂。大きな池のような広い湯船の右手側に見えるのは、開聞岳。別名“薩摩富士”と呼ばれるその優美な姿が湯の向こうにくっきり。

一方の洋風風呂からは、標高200メートルの竹山がすぐ左手に望めます。まるで、“スヌーピー”が寝そべっているような奇妙な形状の山。そのすぐ横に浮かぶ小島は、船が通れるくらいの穴が開いていることから、俣川洲(まだごし)という名が付いています。竹島と俣川洲、遠めからはスヌーピーとウッドストックのように見えて、とてもユニークです。
洋風風呂は和風風呂に比べるとやや小ぶりですが、湯船の広さは充分過ぎるほど。手足をいっぱいに伸ばして、その開放感をお楽しみください。
ヘルシーランド露天風呂
【住所】指宿市山川福元3292
【営業時間】9時30分~19時30分
【定休日】木曜日(祝日の場合は翌日)
【料金】大人500円、小人(3歳~小学生)300円
【泉質】ナトリウム・カルシウム塩化物泉
【問い合わせ】0993-35-3577
★アメニティグッズは受付にて販売しているので、手ぶらでもOKですよ!
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