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かごしま四季彩情報

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南北600キロにも及ぶ鹿児島は気候も風土も様々。
温泉、グルメ、お祭りなど県内各地の多彩な情報を四季を通じてご紹介します。

天孫降臨神話の地、霧島神宮で初詣【2008年12月】

map 早いもので、今年のカレンダーも残すところあと1枚となり、師走の慌しさとともに、日々寒さも厳しくなってきました。
今年最後となる「四季彩情報」は、日本の建国にまつわる"天孫降臨神話"の主人公、ニニギノミコトを主祭神としてお祀りする霧島市の「霧島神宮」をご紹介します。

天孫降臨神話の舞台となった霧島

高千穂峰古事記や日本書紀には、アマテラスオオミカミの命を受けたその孫ニニギノミコトが、日本国を治めるために、天上界から霧島の高千穂峰に降り立ったというくだりがあるそうです。霧島周辺にはこの"天孫降臨神話"にまつわる場所や物語が数多く残されています。霧島神宮イメージ中でもニニギノミコトを主祭神とする霧島神宮は、長い歴史の中で多くの人々に崇拝されてきました。その歴史は古く、創建は6世紀頃。高千穂峰の麓にあった社は、度重なる火山の噴火によって何度も炎上し、再建を繰り返してきたそうです。
現在の社殿は、1715年、薩摩藩第21代藩主・島津吉貴公によって寄進されたもので、国の重要文化財にも指定されています

"西の日光"と称される荘厳な社殿

霧島神宮鳥居霧島神宮の周囲には860ヘクタールもの鎮守の森が広がり、天孫降臨神話にふさわしい神秘的な空気に包まれています。外参道にそびえる高さ22.4メートルの大鳥居の背後に見えるのは、ニニギノミコトが降り立ったとされる霊峰・高千穂峰。緑に映える朱塗りの鳥居をくぐると樹齢数百年を越す杉の巨木が連立し、中でも樹齢800年といわれる「御神木メアサ」の威風堂々とした姿は群を抜いています。
霧島神宮は華麗な朱塗りの社殿や内部まで装飾された豪華さから"西の日光"と称され、日本全国からも参拝客が絶えることのない南九州最大の神社です。

霧島に伝わる「霧島九面太鼓」を

奉納
霧島神宮の元旦行事といえば、"天孫降臨神話"にまつわる9人の神様の面を付け、和太鼓を打ち鳴らして神話の世界を表現するという、古くから霧島地方に伝わる郷土芸能「霧島九面太鼓」の奉納。
新しい年の始まりとともに元旦午前0時、2時に社務所前で奉納されます。お正月には普段にもまして大勢の参拝客が訪れる霧島神宮ですが、三が日には2000台の駐車スペースを用意し、駐車場からの無料シャトルバスも出るそう。
今年は天孫降臨神話の地、霧島神宮で初詣はいかがでしょうか。

霧島神宮
鹿児島県霧島市霧島田口2608-5  TEL:0995-57-0001
霧島神宮参拝のあとは足湯で温まる

あし湯 霧島
あし湯霧島 霧島神宮大鳥居前の観光案内所の敷地内にある足湯。神宮の社殿を模した屋根付きの湯船は霧島えびのに多い赤松を使用。ほのかな硫黄の香りが漂うにごり湯です。

霧島市霧島田口2459-6
霧島市観光案内所敷地内
【営業時間】10:00~17:00
【お問い合わせ】霧島市観光案内所 TEL:0995-57-1588

きりしま足美(たび)の湯 停車場
足美(たび)の湯 JR霧島神宮駅横にある足湯は、岩を組んだワイルドな湯船に焼き目をつけたヒノキの屋根付き。季節の花や無料の足ふきタオルのサービスなど、地元の人の気遣いにも心が温まります。

霧島市霧島大窪465
【営業時間】9:00~17:00
【お問い合わせ】霧島市観光案内所 TEL:0995-57-1588

紅葉も見頃の霊峰・冠岳で歴史と自然に触れる【2008年11月】

map 季節は晩秋を迎え、南九州の山々にもようやく紅葉の気配が訪れました。

今回ご紹介するのは、薩摩半島の西側に位置し、東シナ海に望む“いちき串木野市”にある連山「冠岳(かんむりだけ)」です。ここは今から2200年前に中国から不老不死の薬草を求めて日本に上陸した「徐福」が訪れた地との伝説や、古代山岳仏教発祥の地として修行にまつわる様々な史跡が残り、今も昔も霊峰として畏敬の念を集める神秘の山です。
現在では、その景観を活かした美しい親水公園や中国風の庭園、史跡をめぐるウォーキング道などが作られ、誰でも気軽にその歴史に触れることができるようになりました。

古代から続く霊峰・冠岳とは

冠岳「冠岳」は、西岳、中岳、東岳の3つの峰からなる連山の総称で、主峰である西岳は標高516メートルに達し、その頂上にはあたかも冠のような四角い巨岩が乗っていることから、その名が付いたのだとか。また、今から2200年もの昔、秦の始皇帝の命を受けた「徐福」が不老不死の薬を求めて薬草の宝庫だったこの山を訪れ、頂に冠を残したことから「冠岳」の名を得たという説もあるそうです。

徐福像さらに、今から1300年前、聖徳太子の父である用明天皇の時代に蘇我馬子が興隆寺を建立。平安時代になって真言宗鎮国寺頂峯院と改められ、仏教普及の中心地として、また厳しい座禅岩山岳修行の場としての重要な役割を果たしたのです。明治の廃仏毀釈で一度は取り壊されたものの、近年になって西岳の中腹に再興されました。

冠岳の中腹には、日本一という巨大な徐福像が立ち、東シナ海が一望できる展望公園や神社、修行の史跡などをめぐる約8キロのウォーキングコースも整備されていますので、霊峰冠岳の歴史と自然に触れてみてはいかがでしょうか。

中国交流のシンボル「冠岳花川砂防公園」

冠岳花川砂防公園冠岳の東岳を源とする花川周辺にはその景観を活かした親水公園が作られています。
不老不死の薬草を求めてはるばる訪れた「徐福」の故郷・中国との友好を願い、中国の美しい庭園を模して作られたこの公園にたたずむと、まるで古代の中国にタイムスリップしたよう。水鏡にくっきりと映し出される「望嶽亭(ぼうがくてい)」と山の稜線、蘇州の庭園をモデルにしたという回遊式の山水庭園「冠嶽園(かんがくえん)」、徐福の人生になぞらえたという10の橋「年代橋」など見所もいっぱいです。 写真

イベント情報「かんむりだけ山市物産展」
毎年11月23日(祝)、冠岳神社大祭と鎮国寺頂峯院の柴燈護摩供養と同時に冠岳花川砂防公園周辺で物産展が開催されます。地元をはじめ、県内外の特産品の即売や郷土芸能など多彩な催しがあり、多くの人でにぎわいます。
この時期はちょうど紅葉の見頃でもありますので、
ぜひおでかけください。

【問い合わせ】いちき串木野市商工観光課  TEL:0996-32-3111

薩摩焼発祥の地「美山」で窯元めぐり【2008年10月】

map 残暑もようやく和らぎ、さわやかな秋風が心地よい季節になりました。
今回ご紹介するのは、薩摩半島中西部に位置する日置市東市来町にある薩摩焼発祥の地「美山」です。
深い緑に包まれた山里には、15代続く薩摩焼の窯元「沈寿官(ちんじゅかん)窯」を始めとする十数軒の窯元があり、薩摩焼製作の見学や販売、陶芸体験なども行なっています。
竹林がそよぎ、石塀が連なる静かな山里は、秋の日の散策を楽しむのにもぴったりです。

400年余の歴史を持つ「薩摩焼」発祥の地

写真1 慶長3年(1589年)、豊臣秀吉の朝鮮出兵に参加した薩摩藩第17代当主島津義弘公によって連れてこられた40人ほどの李朝陶工たちが串木野に上陸し、慶長8年、ここ美山に移り住んで窯を開いたのが薩摩焼の始まりと言われています。

それから400年余りが経ち、現在の美山には李朝陶工の流れを汲む「沈寿官窯」のほか、薩摩焼の窯元や現代的な技法を取り入れた窯元などがあちこちに点在。静かな町並みをぶらりと歩きながら、伝統工芸品としての古い薩摩焼の展示を眺めたり、普段使いとして気軽に楽しめる器を買い求めたりと、それぞれに趣の異なる窯元を巡る楽しみがあります。

近年では窯元だけでなく、ギター工房、ガラス工房、木工房なども開かれ、若手工芸家たちの創作の場として陶芸の里、美山にも新しい風が吹いているようです。

美山めぐりはここから始めたい「美山陶遊館」

写真3美山を訪れたらまず始めに足を運びたいのが「美山陶遊館(みやまとうゆうかん)」。各窯元のパンフレットや全体のマップなども置いてある美山の観光案内所的な存在です。それぞれの窯元の作品の展示・販売も行なわれています。 またここでは薩摩焼作りの体験もでき、手びねりからろくろまで気軽に楽しめます。「陶芸が初めて」という人でもベテランの陶工が指導や手伝いをしてくれるので安心です。

400年窯「美山陶遊館」のすぐ裏手にある「四百年窯」は、1998年、美山が薩摩焼の里として開かれて400年目の記念として作られた登り窯。韓国でおこされた火が海を渡り、陶工たち自身の手で点火が行なわれたのだとか。

【美山陶遊館】
日置市東市来町美山1051
TEL:099-274-5778

晩秋の美山で窯元めぐりを楽しむ「美山・窯元祭り」

美山・窯元祭り普段は静かな山里・美山が、多くの人でにぎわう人気のイベント 「美山・窯元祭り」 が今年も開かれます。
美山・窯元祭り美山の各窯元の特別販売や薩摩焼体験、手びねり・絵付けコンテスト、特産市など盛りだくさんの内容です。秋の一日を陶芸の里・美山でのんびりとお過ごしください。

第23回 美山・窯元祭り
【日時】 11月1日(土)、2日(日)、3日(祝)
【場所】日置市東市来町美山周辺
【内容】
・窯元祭り特別販売(11月1日~9日)
・薩摩焼体験広場(各日9:30~16:00)
・国際手びねり・絵付けコンテスト(各日9:30~16:00)
・窯元・工房巡り(各日10:00~16:00)
・薩摩焼・工芸品オークション
 (11月2日・3日の13:00~)
・ステージ芸能公演 など
 (各日11:00~)

【問い合わせ】
美山窯元祭り実行委員会
TEL:099-274-2111

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